愛媛の教科書問題 > 愛媛の教科書問題(4) 2005/03/31〜

◆「扶桑社版採択は違法」県教委に経費返還求める/住民団体が監査請求◆


 今夏の中学教科書採択で、県教育委員会が「新しい歴史教科書をつくる会」主導の扶桑社版教科書を採択したのは違法として、「えひめ教科書裁判を支える会」のメンバー44人は20日、県教委が採択に要した経費など約155万円を返還するよう県監査委員に住民監査請求した。

 請求書によると、検定結果発表前に申請本を配布した扶桑社版を県教委が採択から除外しなかったのは独占禁止法違反などとして、採択教科書を論議した8月分の委員の報酬や交通費の返還を求めている。

 また、県教委が臨時会と定例会議審議を非公開としたことについて加戸守行知事が8月、「教委が自主的な判断への影響を排除したいという気持ちは当然」と発言したことは「教育への不当な介入に当たり教育基本法違反」とし、「違法な採択を下約1時間分の給料5500円も返還要求額に含めている。

(2005/10/21 『愛媛新聞』より)