愛媛の教科書問題 > 愛媛の教科書問題(4) 2005/03/31〜

◆中学歴史教科書・八幡浜・西宇和も東京書籍◆


 西宇和郡伊方町の教育委員会は30日、2006年度から公立中学校で使用する教科書のうち、歴史は東京書籍版、公民は大阪書籍版を、前回同様採択。八幡浜市教委も26日に同じ教科書を採択しており結果が一致したため、八幡浜・西宇和地区の教科書に決まった。両教委とも非公開で審議し、全会一致で採択。歴史認識で論議を呼んでいる扶桑社版を推す委員はいなかったという。

 採択理由について伊方町の田村ヤヱ子教育長は「子どもが自主的に学べる方向性があり、地域の学習素材も織り込まれている」と説明。八幡浜市の井上伝一郎教育長は「現場教師の意見を参考に、内容のバランスが良く資料が豊富で学習に適したものを選んだ」と話した。

 井上教育長によると両教委に推薦する地区採択協議会は、事前に教科書の比較調査を教科ごとに現場教諭3人に委嘱。両教委は協議会の推薦通りに採択した。

 同地区の中学生は八幡浜市が約1260人、伊方町が約330人。

 教科書採択期限の31日は県内11採択地区の最後となる四国中央市教委が教科書を決定する。

(2005/08/31 『愛媛新聞』より)