愛媛の教科書問題 > 愛媛の教科書問題(4) 2005/03/31〜

◆3日遅れで公表 批判も/伊予地区◆


 伊予地区(伊予市、松前町、砥部町)の教科書採択協議会事務局は29日、採択結果を同市米湊の伊予市教育委員会掲示板に張り出し、歴史に東京書籍、公民に大阪書籍を採択したと公表。各市町教委は26日、非公開で臨時会を開き、地区の採択教科書を決定したが、公表は3日後という異例の対応となった。

 公開が原則の会議を非公開とした上、公表を3日後としたことに、住民から「注目されていることなのに論外だ」「透明性がない。決定後すぐに公表すべきだ」「後ろめたいことがあったと疑われても仕方がない対応だ」と批判が出ている。

 同事務局は「公表日時や方法は協議会で決めた。共同採択のため、各教育長の確認書への署名など必要な手続を終えたのが午後5時前。勤務時間内の公表が厳しく、土日を挟むため月曜日にした」と説明した。

 だが、26日午後7時からの臨時会で採択した愛南町教委をはじめ、29日までに教科書採択した県、4地区(4市、6町)、4市(単独採択)の教委は当日に結果公表している。

 同事務局は審議内容は明らかにせず「9月1日以降、情報公開請求を受けて公開する」とした。

(2005/08/30 『愛媛新聞』より)