

愛媛の教科書問題 > 愛媛の教科書問題(4) 2005/03/31〜
◆通路イスで封鎖/傍聴希望者を撮影…/県職員、県民に威圧感◆
県教委が扶桑社版歴史教科書を採択した26日、審議会場の県庁第1別館10階は、一般人の立ち入りを制限する職員や守衛らであふれ、物々しい空気に包まれた。
廊下を遮断するように置かれた受付用の長机。委員会室につながる会談はイスなどで封鎖され、名札を隠し傍聴希望者にカメラを向ける職員も。傍聴に訪れた松山市の女性(54)は「開かれた県政と言うが、威圧感を覚える」とつぶやく。
傍聴者の抽選には11階会議室が用意された。賛成派を中心に50人が訪れたが、傍聴席はわずか6席。100人分のイスが並べられた抽選会場を見て、賛成派という女性からも「こんな広いところがあれば(審議会場を)移せばいいのに」と疑問の声が上がった。
審議は開始から約6分で非公開となり、反対派の一部は「プライバシーに関係ない限り、公開が原則だ」などと受付職員に抗議したが、大きな混乱はなかった。
(2005/08/27 『愛媛新聞』より)