愛媛の教科書問題 > 愛媛の教科書問題(4) 2005/03/31〜

◆教科書採択訴訟/裁判官提訴の原告訴え棄却/松山地裁判決◆


 県立中高一貫校などの扶桑社版歴史教科書採択をめぐる裁判で、裁判官の怠慢により精神的苦痛を受けたとして、原告177人が松山地裁の担当裁判官3人(当時)を相手に慰謝料など約670万円を求めた国家賠償請求訴訟の判決が23日、同地裁であった。坂倉充信裁判長は「国家公務員が職務で違法に損害を与えた場合、国に賠償の責任がある」などとして請求を棄却した。

 原告側は同地裁の担当裁判官3人が教科書採択をめぐる裁判で、原告に外国人がいることなどを理由に約1年半にわたり具体的な審理に入らない上、口頭弁論調書に間違いが多く、その作成も極めて遅いなどとして「原告の訴訟行為を妨害している」と主張していた。

(2005/08/24 『愛媛新聞』より)