

愛媛の教科書問題 > 愛媛の教科書問題(4) 2005/03/31〜
◆教科書採択日程非公開/「法令に明記なし」/松山市教委が見解◆
中学教科書を採択するとみられる臨時会開催日程の非公開方針を示している松山市教委は15日、「日程公表について法令に明記はなく教育委員会の判断に委ねられる」などとする旨の見解を明らかにした。
市民団体「子どもの人権と教育を考える松山市民の会」が非公開理由や法的根拠について、土居貴美教育長と石丸事務局長あてに8日付で公開質問状を出しており、市教委が回答の中で見解を説明した。
同会は「結論ありきの回答で到底納得できない。プライバシーにかかわることは仕方ないにしても、これは知る権利の侵害だ」と反発している。
回答書によると、非公開理由として、委員会が清ひつな環境下で開催されるよう配慮したなどと従来見解を挙げた。地方教育行政法に会議は委員長が「主宰する」とあり、主宰の中に議場の秩序維持などが含まれると主張。委員長と教育庁が協議、実務的には事務局と調整しながら方針を立て、後日教育委員会にも諮ったと説明した。
取材に対し、土居教育庁は「公開は望ましいのであって、しなければならないというものではない」とした上で、「教育現場の声を採択に最大限に反映するためには非公開がよい」などと述べた。
(2005/08/16 『愛媛新聞』より)