

愛媛の教科書問題 > 愛媛の教科書問題(4) 2005/03/31〜
◆冒頭だけ傍聴/秘密主義に怒りの声◆
県庁10階に立ち並ぶ職員や警備員、通路をふさぐ長机−。県立学校の中学教科書を審議する県教育委員会臨時会の会場フロアには、12日午前9時頃から扶桑社版教科書の賛成派・反対派約40人が集まり、定員6人の傍聴は抽選となった。
事前審議の会ながら、物々しい雰囲気は3年前の県立中での扶桑社版歴史教科書採択時と同じ。同教科書に反対する人たちからは「こんな秘密主義で愛媛の教育が向上するのか」と怒りの声が相次いだ。反対派の約10人は傍聴人が少ないとして職員と口論。採択時に50人以上が傍聴できる会議室を用意する新居浜市教委を例に挙げ「見習ってほしい」と抽選を拒否した。
傍聴した松山市の主婦(50)は「ここから先が聞きたいというときに退出なんて。全国的に教科書採択の審議は公開の方向。委員は堂々と発言すべきだ」と苦言を呈した。
(2005/08/13 『愛媛新聞』より)