

愛媛の教科書問題 > 愛媛の教科書問題(4) 2005/03/31〜
◆扶桑社版除外の仮処分申請却下/教科書問題で松山地裁◆
「えひめ教科書裁判を支える会」のメンバーらが県と県教育委員会に対し、「新しい歴史教科書をつくる会」主導の扶桑社版歴史・公民教科書を今年の教科書採択の対象から外すよう求めていた仮処分申請で、松山地裁(沢野芳夫裁判長)は11日までに、「申し立ては不適法で理由がない」として申請を却下した。
決定書で野沢裁判長は「(申請は)申立人の歴史観や信念などと異なる教科書を採択されるという感情的な憤慨、不快感であり、償うことのできない損害を避けるため緊急の必要性があるとは言えない」と判断した。
申立人は「扶桑社が同社版の白表紙本を(全国の)教師らに配布したのは、検定前の流出を禁じた教科用図書検定規則実施細則に違反する」と主張。同社版を排除しない採択は、独禁法の「不公正な取引」に当たる、と訴えていた。
県教育総務課は「決定は当然」と話し、申立人代理人の生田暉雄弁護士は「不服申し立てをする」とコメントした。
(2005/08/12 『愛媛新聞』より)