愛媛の教科書問題 > 愛媛の教科書問題(4) 2005/03/31〜

◆選定審議会資料を承認/県教委・中学教科書採択の参考◆


 県教育委員会は19日、7月定例会を開き、今年の中学教科書採択の参考資料となる教科用図書選定審議会作成の選定資料を原案通り承認した。会議は非公開で、資料や審議内容も明らかにしなかった。

 同審議会は県教委の諮問機関で現場教員やきょういく関係者ら委員15人、調査員88人で構成。文部科学省の検定を合格した教科書を評価した選定資料は7月上旬に作成。全9教科の教科書の評価基準を項目ごとに定め内容を分析しており、県教委の県立中、盲・ろう・養護学校の教科書採択に影響をおよぼし、各市町教委には「指導・助言・援助」の形で送られる。

 19日は約2時間にわたり審議。野本俊二教育長は会議後、「歴史・公民教科書の見本本を入念に読んできた委員もおり、活発な意見が出た」と説明したが「あくまで選定資料についての意見で、採択に言及した話は出なかった」とした。

 県教委は8月定例会で採択教科書を正式決定する。日時は未定だが、今年、採択期限が従来の8月15日から、31日に延長された影響で、同月後半になる見通し。教委定例会の審議内容や選定審議会の委員名、審議内容、選定資料は情報公開請求があれば9月1日以降に公開する。

 市町立中学が使用する教科書は8月末までに県内11採択地区ごとに決定する。

(2005/07/20 『愛媛新聞』より)