愛媛の教科書問題 > 愛媛の教科書問題(3) 2002/08/16〜

◆加戸知事/8月定例会見/教科書問題、次期知事選「健康問題支障なし」など◆


 加戸守行県知事は20日の定例会見で、時期知事選出馬の判断材料の1つとしていた健康問題について「意思の最終的な診断結果では、日常生活には支障がないということだった」賭しつつ、「2期目の4年を、今までと同様に県政を執行する立場として、気力体力の面で耐えうるか自問自答しなければならない」と述べた。

 決断時期は「9月定例県議会の代表質問がタイムリミット」との認識を重ねて示す一方、「9月議会以前に、例えば、県政最大与党の自民党県連に自分なりの考え方を言う機会があり得るかもしれない」との考えを明らかにした。

 加戸知事は会見で、健康面以外に出馬を判断する要素に、これまでと同様に市町村合併の進展や山鳥坂ダム建設の行方などを挙げる一方、▼道路関係四公団民営化推進委員会の議論での高速道路事業凍結▼本州四国連絡橋講壇の債務の地元負担問題…にも言及。

 高速道路凍結や本四公団債務に関して「責任という意味だけではなく、民営化推進委の結論が出た後に、自分が知事としてなし得ることがあるのか、パワーのある若い人が問題に取り組むのにふさわしいと考えるのかどうかなど、判断材料足りうる」と説明した。

 県教育委員会が15日の定例会出、来春開校の県立中高一貫校で使用する中学歴史教科書を「新しい歴史教科書をつくる会」主導の扶桑社版に決めたことに関して「教育委員会が最善のものと採択したわけで、その結果に従って、県立中学校で適切な教育が実施されると思う」と感想を話した。

 中国、韓国から予想される反発には「両国との友好関係が損なわれないよう、特に青少年の国際交流を含めて、従来に引き続いて県として誠意ある対応をとっていきたい」とした。

●2002年8月20日/愛媛県知事定例記者会見/URL●
http://www.pref.ehime.jp/020kikakujoho/020kenseikoho/00000943020821/kaiken1408.htm

(2002/08/21 『愛媛新聞』より)