

愛媛の教科書問題 > 愛媛の教科書問題(3) 2002/08/16〜
◆県知事選「みんなの会」県民の声反映目指す/元教諭和田氏を擁立◆
愛媛労連や共産党県委員会などでつくる「明るい愛媛をつくるみんなの会」(大沢博明代表)は1日、来年1月9日告示、道6日投票の次期知事選候補に、元県立第一養護学校教諭和田宰(つかさ)氏(55)=松山市平井町=の擁立を決めた。
和田氏は宇和島市出身。県立吉田高校機械科卒。1979年、徳島大学教育学部卒。87年度から91年度まで愛媛労連副議長。92年度から県教祖副委員長。
今年9月まで教科書採択問題愛媛連絡会事務局長を務め、10月31日に県立第一養護学校を退職。現在は、障害者の就労などを支援するNPOの理事。
和田氏は同日、松山市北持田町の県教育会館で会見。出馬動機として、県の教育行政や障害者政策、扶桑社版の歴史教科書採択などに「憤りを感じたため」とし、「県民主人公の県政ではない」と批判。
その上で憲法や教育基本法を尊重し「県民の声を真剣に受けとめ、施策を進める県政を目指したい」と述べた。
公約については、今年8月末に、みんなの会が発表した政策大綱の7項目、35の個別政策を基本に、▼住民・地域密着型の施策の展開▼山鳥坂ダムなど大型公共事業の中止・見直し▼地場産業や農業の保護/育成…などを明示。今後、集会などで「県民の声を聞き、公約内容をさらに練り上げ具体化したい」と話した。
みんなの会では8日に松山市内で事務所開きを行い、12月中旬には同市内で大規模な集会を開く予定。
次期知事選には、現職の加戸守行知事(68)が再選出馬を表明している。
(2002/11/02 『愛媛新聞』より)