

愛媛の教科書問題 > 愛媛の教科書問題(2) 2002/08/15
◆「正しい歴史観を/」中国が批判/韓国も不快感
【北京、ソウル15日共同】愛媛県教育委員会が「新しい歴史教科書をつくる会」主導の歴史教科書(扶桑社発行)を県立中高一貫校3校の教科書に採択したことについて、中国外務省の孔泉報道局長は15日、「日本は正確な歴史観で若い世代を教育するべきだ」と批判する談話を発表。局長は「日本は歴史と未来に対し責任ある態度をとり、歴史問題でこれまで表明した約束をきちんと実行するべきだ」と述べた。
また「日本政府は昨年4月、侵略の歴史を美化した(この)右翼の歴史教科書を検定合格させたが、中国や韓国、アジアの国々に強い反対や国内の広範な日本人の抗議に遭い、歴史の改ざんが人々の支持を得られないことを証明した」と指摘した。
15日は日本の植民地支配からの解放記念日(光復節)で休日となっている韓国政府は公式の反応を示していないが、外交通商省者は「遺憾だ」と不快感を表明、「今後必要ならば措置を取る」と報復措置を取る可能性も示唆した。
しかし政府関係者は「扶桑社版の昨年の採択率が低かったことなどから韓国内の反発は弱まっており、強い措置は取らないのではないか」と分析している。