愛媛の教科書問題 > 愛媛の教科書問題(1) 2001/08/08〜2002/08/14

◆15日採択/中高一貫校歴史教科書/県教委が正式決定◆


来春開校する県立中高一貫校の歴史教科書採択問題で県教育委員会は7日、採択を決定する8月定例県教育委員会を、文部科学省への報告の15日の午後1時半から開くことを、正式に決めた。

 県教委によると、同日は6人の県教育委員全員が出席。中高一貫校3校のほか、すべての県立高校、盲、ろう、擁護学校の高等部で使用する教科書を採択する。ほかに特別な議案がないことから、2時間から2時間半の審議で終了する見通し。

 中高一貫校の教科書採択は、各学校語との実態調査や特色を考慮し、県教委が1教科1冊ずつ教科書を採択する。また県立高校などの教科書は県教委が、使用できる複数の教科書を一括して採択。採択された教科書の中から各学校が、教科ごとに実態に即した教科書を選ぶ。

 定例県教育委員会の傍聴定員は6人で、希望が多数の場合は抽選。昨年の教科書採択審議は非公開だったが、県教委は「審議の公開・非公開は、それぞれの議案に対して教育委員会が決めること」としている。

 県教委は昨年8月8日、「新しい歴史教科書をつくる会」が主導する扶桑社版中学歴史教科書を県立の擁護、ろう学校の一部で採択。報告期限の15日まで、反対派市民の激しい撤回運動が繰り広げられた。

 このため今年の採択では、複数の県教育委員が「報告期限直前に採択することで、決定から報告までの混乱を避けたい」との意向を持っており、15日の開催を軸に日程を調整していた。

県教育委員会/教育総務課URLhttp://ehime-c.esnet.ed.jp/soumu/soumu.htm

(2002/08/08 『愛媛新聞』より)