愛媛の教科書問題 > 愛媛の教科書問題(1) 2001/08/08〜2002/08/14

◆宇和島/中高一貫校/県教委が説明会◆


 来年4月開校する県立中高一貫校の県教委の説明会が27日、導入河野宇和島南高(宮崎学校長)を皮切りに始まった。南予の小学生の親や学校関係者ら約530人が出席。中学一期生が高校1年生になる2006年度以降、一貫校の高校生の募集を停止する問題で、会場からの質問に対し、県教委は『宇和島地域については、今後の高校入試の状況などを踏まえ、検討していきたい」と答えた。

 宇和島市では、宇和島南高に一貫校が開校すれば、普通科を持つ高校が1校になるため、地元のPTAらから「2006年度以降も、高校段階での入学枠を残してほしい」との強い要望がでている。

 説明会では、県教委側が広報用リーフレットを配布し、▼入学者選抜は作文や面接などで絞り込んだ上、抽選で決定する方式を採る▼各中学校校区からの入学者を35人以内に制限することなどを説明した。宮崎校長は宇和島南中学校・高校の教育内容を発表。国語、英語の会話能力を高める学校独自の教科を全学年に設定し、中高合同のホームルーム活動や交流行事を行うなどとした。

 質疑応答では、「中高一貫校3校で使用する教科書を教えてほしい」という声が上がったが、「8月15日までに県教育委員会で採択するが、決定まで内容は言えない」とした。

 説明会は、28日午後1時半から今治東高、8月4日午前10時から松山西高でも開かれる。参加自由。

(2002/07/28 『愛媛新聞』より)