愛媛の教科書問題 > 愛媛の教科書問題(1) 2001/08/08〜2002/08/14

◆知事に署名提出へ/県教科書改善協・「つくる会」県支部◆


 来春開校する県立中高一貫校での扶桑社版中学歴史教科書の採択などを目指し署名活動を行っている「県教科書改善連絡協議会」(宮川康会長)と「新しい歴史教科書をつくる会県支部」(長曽我部延昭支部長)などは21日、県庁で会見。20日現在で全国から約9万千名の署名が集まっていると発表し、8月の最終集計後、「参考資料として加戸知事と県議会に提出する」と話した。

 署名は「加戸守行知事の教育改革に賛同する」と題し、「知事の歴史教科書についての勇気ある発言への評価」を軸に、▽愛媛丸事故対応での国際的な対処▽スポーツ立県に向けた具体的取り組みなども合わせて評価する内容。5月15日から行っている。

 宮川会長が「現在は日本の政治や教育が溶けてなくなっている。(扶桑社版の教科書を使い)日本人の魂や心を取り戻してほしい」と署名活動の趣旨を説明。「−つくる会」副会長の藤岡信勝東京大教授は、採択反対運動を「実際には扶桑社版教科書を読んでいない人が、ためにする宣伝をしている」と批判した。

(2002/06/22 『愛媛新聞』より)