

愛媛の教科書問題 > 愛媛の教科書問題(1) 2001/08/08〜2002/08/14
◆県教委の職員廊下配置問題/住民監査請求を棄却◆
県教育委員会の3月定例会で、委員室前廊下に県職員69人を立たせたのは地方公務員法違反などに当たるとして、松山市の自営業者ら4人が、これら職員の半日分の給与を教育委員6人に負担させるよう求めた住民監査請求に対し、県監査委員は16日までに、請求棄却を決定した。
請求によると、今年3月21日に開かれた同定例会出、職員が職務を放棄して午前9時から同11時半まで整列。命令を下した教育委員の行為は同法違反、悪質な権利乱用であり、給与を負担すべきだとしていた。
監査決定書では、「定例会の円滑な運営を図るため命令を発したものの裁量の範囲内で適法」とし、忠実な職務への服従で、職務の放棄ではないと指摘。給与の負担支給には理由がないとして、棄却を決定した。
同委員会では、新しい歴史教科書をつくる会主導の中学歴史教科書(扶桑社版)の採択撤回を求める請願を審議。市民団体メンバーらが多数詰めかけていた。
請求人の一人である松山市内の自営業男性(45)は「監査内容は、請求に対して十分に答えたものではない。住民訴訟の提訴に向け、準備したい」と話している。
(2002/05/16 『愛媛新聞』より)