|
長野県辰野町で先月、15歳の少年が父親を斧で切りつけて大けがをさせた事件で、少年は「京都で少女が父親を殺した事件を見て、斧を凶器に選んだ」と話していることが分かりました。
この事件は先月24日の未明、長野県辰野町の住宅で、中学3年生で15歳の少年が、寝ていた父親の頭を斧で数回切りつけ全治3ヶ月の大けがをさせて、殺人未遂の疑いで逮捕されたものです。
その後の調べで、少年は動機について「父親の交友関係などに以前から不満があった」と供述しています。
また、犯行に使った刃渡りおよそ10センチの斧は自分で買ったもので、「数日前に京都で少女が父親を斧で殺した事件を見て、凶器に選んだ」と話していることが分かりました。
検察は、12日にもこの少年を家庭裁判所に送ることにしています。(12日01:29)